マンガ「やさしく、つよく、おもしろく。」(ほぼ日)のほか、イラストなどを手がけるながしまひろみさんが、あなたのエピソードを漫画にします。

 

第67話は子どもが街でおこなっていたある行動の記憶に関してです。

漫画を読む

第67話「あんなかわいいこと、もうしてくれないか」

漫画『ちーちゃん』第67話

投稿エピソード

長女が3歳のころ。駅前の銀色の車止めにとまっている4匹の小鳥の像を見ると、必ず「はい!」と言ってくぼませた手のひらを差しだして、順番にエサをあげる仕草をしていました。6歳くらいになって久々に小鳥の像の前を通ったとき、何も言わずに通り過ぎたので、もうあんなかわいいことはしてくれないのかな、と少し寂しく思うと、「あ、待って!」といって引き返し、前と同じように小鳥にくぼめた手を差しだしたので、なんだか嬉しくなったのを憶えています。小2の今は、さすがにもうしてくれないかなー。

(投稿者:しゃもさん)

ながしまさんコメント

かわいい!このお話を読んでから、わたしもあの4匹の小鳥を見るたび思い出してます。

担当編集コメント

そういう記憶のフィルターを通して見ると、世界は幸せな記憶で溢れているんでしょうね。