義父母の孫可愛さから、いつの間にか子どもたちに与えられている大量のおやつ前回

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はそんな悩みについにブチギレた同居嫁が、力技で義母に押し勝った話を綴りました。

 

今回は、ひとまずの解決をみたかに思えた孫甘やかし問題が、子どもたちの成長に伴って思わぬ再燃をしたというお話です。

お菓子の与え過ぎはなくなったけど

夕飯前ドーナツ3個ブチギレ事件から数年、我が家は祖父母の甘やかしに関しては、小競り合いはあるものの、とりあえずは穏やかな空気が流れておりました。

 

過剰にお菓子を与えられることもなく、また子どもたちが成長するに従い、欲しがるものも数百円の食玩から数千円~のゲームなどに代わり、義父母がちょっと気軽に買い与えるというわけにもいかなくなりました。

 

また、孫に何かしてあげたい!という義母の暴走を防ぐため、子どもたちの月々のお小遣いについてはあえて義母から貰うようにと話し合って決めたことも有効だったようです(決して親がケチった訳では)。

 

そんなかりそめの平和が破られたのは、良かれと思って私が始めた“ある制度”がきっかけでした。

増え続けるおやつ代をなんとかしたい

私はかねてより、どんどん増加していく、食費における子どものおやつ代の割合に頭を悩ませておりました。

 

大量に買っておやつ箱に入れておくやいなや、あっという間に消えていくおやつたち。11個ね!と言い渡してあるにもかかわらず、思春期の食欲には歯止めがかかりません。

 

さらに、母の買ってくるおやつのチョイスを古臭い、好みに合わない、と言い出す始末。一緒に買い物に行って選べばよいのですが、子どもたちは大きくなり、予定を合わせるのもひと苦労です。

 

そこで私は、ここらで子どもたちに、自分の食べるものの予算管理を任せてみてもよいのでは?と考えました。

 

題して、おやつ代自己管理システム。1か月分の子どものおやつ予算の総額を、子ども2人に半分ずつ、月初めに渡します。そして、その月に自分の食べるおやつやジュースなどの嗜好品は、全てそこから買うこと、家計からは一切出さないこと、やりくりして余った分は自分のお小遣いにしても良いことを言い渡しました。

 

このシステムを運用しはじめた最初のうちは、子どもたちは自分のペースで好きなおやつを買えるし、スーパーなどで安いものを探してやりくりする知恵も身に付くし、もしおやつ代を使いこんでしまっても、その後おやつなし生活の辛さに耐えることで身の丈にあった生活をすることの練習になるし、いいことづくめでは?と自画自賛でした。

 

義父母の孫への偏愛を思い知らされるまでは