こんにちは!メイクアップ研究家・メイクアップ博士®︎の福井美余です。
前回記事「髪のとかし方を変えるだけで顔が変わる!?『鏡を見るのが楽しみに』」では、血行を促進する髪のとかし方をお伝えしました。頭皮のコリがほぐれて血行が良くなると、気分もリラックスしてストレス解消にもなるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
今週は、簡単で効果的な“顔の血行促進パック法”をお伝えします。
冬のシートマスク…ただ顔に貼るだけでは効果半減!?
2月は冷えと同時に1年でもっとも肌が乾燥する時期。目尻の小ジワっぽさや、肌のパサつきを感じたりしませんか?
特に乾燥が気になる日は、保湿力の高いシートマスクがおすすめ。シートマスクでたっぷりと保湿成分を与えることで、乾燥した日も肌の潤いをキープすることができます。
冷えた肌のケアにはひと工夫が必要!
ただし、真冬にシートマスクを使う際は1点だけ注意点が!それは、寒さで肌が冷えたままシートマスクをするのでは、美容効果が半減してしまう…ということ。
衣類で寒さから守られている体とは違い、顔は冷気に直接触れる部分。実は、寒さが原因でどこよりも血行不良になりやすい場所なんです。血流が滞ったままだと美容成分の浸透も悪くなるので、せっかくの潤う力を100%出しきれないんですね。
効果を最大限に発揮できる場所は断然“お風呂”
そんなときはぜひ、体の芯から温まるバスタイムを活用して、保湿成分がしっかりと行き渡るパック法を試してみてください。
やりかたはとっても簡単。お風呂に入るときにシートマスクも持ち込んで、パッケージのまま湯船に浸けちゃいましょう。10分ほど放置すれば、シートマスクが程よく温まりますよ。
そのまま湯船につかりながら、温めたシートマスクを顔にペタリ。湯気がさらに肌の潤いを高めてくれて、エステに行ったあとのようなしっとり潤う肌になります。
お風呂から上がるときにシートマスクをはがしたらすぐに、化粧水や乳液などでさらに保湿するのも忘れずに。
はがしたあとのシートマスクはすぐに捨てないで!
ちなみに、はがしたあとのシートマスクには、まだたくさんの保湿成分が残っています。余った保湿成分を、手や首、体などに塗ってボディケアにも有効活用しましょう。お風呂上がりで体がポカポカ温かいうちに塗ると、よりボディのうるおいも増しますよ。
この方法なら、仕事や家事でバタバタしていてわざわざシートマスクをする時間を取れないときも、お風呂に入るついでにシートマスクができて、グッと時短になります。
お風呂で温めながらシートマスクをするというシンプルな方法ですが、翌朝のしっとりもっちりした肌を実感したらきっと驚くはず。週1くらいのペースでトライしてみてくださいね。
ひと口にシートマスクといっても、保湿や美白、アンチエイジングなど、いろいろな目的やタイプのものがあります。ぜひ楽しみながら、いろいろなシートマスクにチャレンジしてほしいと思います。きっと自分のお気に入りシートマスクと出会えたら、肌のお手入れをするのが楽しくなりますよ。
次回は、寒い日でも顔色がイキイキ健康的に見えるチークの入れ方をご紹介します。