会社員でも家庭でもなく自分を見つめ直せる
——モデルをしたことで、普段の仕事に影響や効果はありましたか?
斉藤さん:
会社がフリーランスを支援する企業なので、私自身が副業で週末モデルをすることで、フリーランスの立場に立って、ものごとを考えるようになりました。また、人事職ということもあって、5年後10年後にどうなりたいんだろう?とキャリアを考える機会も多く、人生設計について思いを巡らします。例えば、2人目の子どもは仕事のバランスを含めて、何歳差がいいか?家を買うタイミングはいつがいいか?って。それに、1つだけのキャリアだと心配ですが、モデルという別の道を持ったのは精神的によかったなと気づきました。

——仕事が二つあるというのは大変そうに感じますが、メリットも大きいんですね。
斉藤さん:
会社員と週末モデルをしているから忙しいという感覚はありません。逆に会社も育児もうまくいっていなくても、私自身を表現できる“モデル”という別のフィールドがあることで、精神的にポジティブになれます。疎かになっていた美容に対する意識もそうですが、いったん自分に対して振り返り、向き合える時間になり、自分の中で余裕が生まれるんです。家庭でもなく、会社員の仕事でもなく、もうひとつ自分の輝ける場所がある…私にとってはそれが週末モデルだったんです。
——イキイキしたお母さんは、お子様にとっても自慢のママですね!今後の人生計画はどんな風にお考えですか?
斉藤さん:
プライベートでは、子どもがもう一人授かれたらいいなと思っています。仕事では会社員としてのスキルと、モデルとしてのスキルを両方伸ばすことで2つのキャリアの選択肢を広げて、どんなことがあっても大丈夫なようにしておきたいと思っています。
家庭でも、会社員でもなく、別のフィールドを持つことで、自分を見つめ直す機会を得たり、新しい考え方や発見ができるのかもしれません。
PROFILE 斉藤マリナさん

文/桐生奈奈子 撮影/新井加代子