新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が多くなったからか、水道光熱費の支払いが増えてしまった人も、少なくないでしょう。支出は減らしたいけど、チマチマした節約はしたくない…。そこで、家計再生コンサルタントの横山光昭さんに、「面倒な手間がかからずに、水道光熱費をガッツリ節約する方法」をたずねました。
水道光熱費の目安は手取り月収の5~7%以内
「電気料金が昨年よりも5%以上増えた」「水道料金が月1500~2000円ぐらい上がった」——。新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから、例年よりも水道光熱費の支払いが増えているという声は、弊社のスタッフからも聞かれます。
一時的に仕方ないこととはいえ、コロナの影響が長期化することも見据えると、余計な出費は抑えたいものです。本来、水道光熱費は、手取り月収の5~7%以内に抑えるのが目安。たとえば、夫婦合算の手取り月収が40万円だとしたら、2万円~2万8000円以内に抑えたいところです。
目安の金額を大幅にオーバーしていたり、以前よりも増えていたりする人は、出費について見直しをした方が良いでしょう。
暖房をつけずに服を着込んで節約、なんてしない!
ただ、日々努力しないといけない節約方法では長続きしません。「暖房をつけずに服を着込んで、電気代・ガス代を節約」「お風呂はシャワーで済ませて水を節約」をしても、体調を崩して余計な医療費がかかったら、本末転倒です。
そこまでムリをしなくても、水道光熱費を下げる方法はあります。1回の手間だけで大きく節約できる方法がいくつかあるので、まずはそこから始めましょう。