新作漫画「夫の家事のタスクの解像度が上がった!」
立場逆転は最初は1週間のつもりでしたが、旦那さんがあまりコジマさんに指示を出さないので逆に心配になり、
3
日ほどで終わりにしたそうです。
しかし、短い日数でも旦那さんの変化は絶大だったのだとか…。今回は特別に、その様子をコジマさんに新作の漫画に描きおろしていただきました!
旦那さんの家事への解像度が上がったことで、「ひとくちに
”
晩ごはんの支度
”
といってどこからどこまでやるかをすり合わせることができたので、分担の際に意思疎通がしやすくなりました」とコジマさん。
このできごとで、コジマさん自身も気づくことがあったそう。 「私は何回も同じことを指示されるのが嫌なのですが、
”
言ってくれたらやる
”
と言っていた夫は指示されることを特に嫌だとは思っていないことに気づきました。本当に悪気がなかったんだと
…
。でも、細かく指示をするのは夫の当事者意識の無さを突きつけられているようで辛かったので、今回のことで家事の全体感を共有できて良かったです」
コジマさんの漫画を読んで感じるのは、夫も妻もそれぞれの家事の捉え方や価値観について、わかっているようで実は理解できていない部分の方が多いのかもしれないということ。
コジマさんご夫婦も、今までに何度も家事について話し合い理解を重ねてきたそうです。
「我が家の場合は、夫婦で家事について何度も話し合いを持ち、家事についての意識の違いに気づいていった感じでした。”双方が当事者意識を持つ””相手の話を聞く”ということが大事だと思いますが、そこが一番難しいですよね…!このマンガのアイデアも、少しでも役に立てば幸いです」とコジマさん。
家事分担に正解はなく、夫婦それぞれによってその適切なスタイルがあるもの。最初からすべてがうまくいくことはほとんどなく、話し合いやトライ&エラーを何度も繰り返してちょうどいい分担を見つけていくものなのかもしれません。行き詰まってしまった時には、互いの違いに気づけたコジマさんご夫婦の経験談が大いに参考になりそうです。
コジママユコさん(Twitter @cotori9)
取材・文/阿部祐子