仕事などで1日中パソコンとにらめっこをしていると目の疲れが気になってきますが、どのようにすれば目を癒せるのでしょうか。以前放送された『あさイチ』(NHK)では、目に良いとされるトレーニングの方法を紹介していました。
「ガボール・パッチ」トレーニングって?
番組で取り上げられたのは、「ガボール・パッチ」と呼ばれるトレーニング方法。紙などに描かれた何種類かの模様を見て、同じ模様の組み合わせを見つけていくだけで視力が改善すると言われています。パソコンなどで「ガボール・パッチ」と調べるとトレーニングに使われる模様が出てくるので、試しに挑戦してみてはいかがでしょうか。
また“千円札”を使えば、「ガボール・パッチ」と同様のトレーニングが可能。やり方はまず千円札を両手で持ち、頭より上にかかげます。すると真ん中にすかしの模様が見えるので、今度は千円札をゆっくりと下へ。
すかしがだんだん薄くなっていき、見えるか見えないかギリギリのところでストップさせましょう。あとは10秒間すかしの模様を見続けるだけ。10秒経ったら再度同じ動作を繰り返し、合計10セット実施するのが効果的です。
なぜ「ガボール・パッチ」や千円札で視力が回復するのかというと、脳が「ピントを合わせなきゃ!」と働くから。
人はモノを見る時に目だけでなく脳も使っているのですが、すかしのようなぼやけた模様をみると「一体何を見ているのか」と脳が解析し始めます。そのためトレーニングを繰り返すことにより、脳の解析力がアップ。結果的にモノが見えやすくなり、目が疲れにくくなると説明されていました。