長引くコロナ情勢による環境の変化で、少しのことでイライラしてしまって怒りっぽくなったり、仕事の意欲がなくなったり、気分が沈んでしまったり…心の変化を感じている方も少なくはないことでしょう。 特別な状況下で、今年は「長めの五月病」が懸念されます。心理カウンセラーから「長めの五月病」を乗り切るメンタル術をお伝えします。 

 

大きな環境の変化と「心の不安」

 

PIXTA/nonpii

 

先の見えない不安や慣れない在宅勤務、自粛生活などで、皆さんには大きな環境の変化が起きていますよね。その変化が原因で心が不安定になり、仕事に対しての意欲がなくなってしまうことは大いに考えられます。 すでに在宅勤務で集中力が保てずイライラしてしまっている人、何だか仕事に身が入らず、思った以上に仕事がはかどっていない方も多いと思います。 こうした心の変化もまた、「五月病」のサインかもしれません。今年はそれに伴い、心の不調も長期化する傾向にあると思われ、注意が必要です。

年は〝長めの五月病〟に注意

 

「五月病」とは、病気の正式名称ではありませんが、一般ではいわゆる5月の時期に起こる、鬱っぽさやイライラ、不安感、やる気の喪失などのことを指します。 「五月病」の原因は入学、進学、就職など、新生活における生活環境の変化だと言われています。加えて今年は、新型コロナウィルス情勢の長期化により、大きすぎる変化がありましたよね。 そのため、「長めの五月病」対策をしていくことが必要なのではないでしょうか。

 

 

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