ダイエットや健康のために有効とされる「魚油成分サプリメント(DHA/EPA)」。中性脂肪を下げるサポートをしてくれる魚油は、積極的に摂りたい成分のひとつです。 サプリメントを使えば、魚油を手軽に摂れるため便利ですが、摂りすぎにはリスクもあるのです。魚油成分配合のサプリメントの特徴や摂り方について、詳しく解説します。
魚油成分のサプリメントとは
魚油成分とは、サバやイワシなどの青魚に多く含まれている「DHA
(ドコサヘキサエン酸)」と「EPA(エイコサペンタエン酸)」のことを指します。 DHAやEPAには、中性脂肪の合成を阻害する働きと、分解する働きがあるため、「中性脂肪を低下させる効果が望める」として注目されている成分です。 また、血小板の凝集を抑制して血液をサラサラにする効果や、血管の弾力性を維持する効果も期待されています。 これらの働きにより魚油は、脂質異常症や高血圧など、生活習慣病の対策にも効果的な成分として注目されているのです。 実際に、DHAやEPAを1日に800~1,500mg摂取すると、生活習慣病による心筋梗塞のリスクが低下したという研究結果も上がっています(※1)。