思春期を終える頃まで、子どもは日々成長していきます。背の高さは主に遺伝などによって決まるものですが、決してそれだけが関係しているわけではありません。 近年では、背がグングン伸びる成長期に、どれだけ正しいサポートをしてあげられたかによっても、背の伸び方が変わるとの報告もあります。 特に、思春期に急激に背が伸びる「成長スパート」は見逃してはならないサイン。気づき方と正しいサポート方法について詳しく解説します。

「成長スパート」とは?

 

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「成長スパート」とは、思春期に急激に身長が伸びることを指します。 子どもは生まれてから成人を迎える前後まで、日々成長していくものですが、赤ちゃんの頃とこの成長スパートの時期は急激に身長が伸びるとされています。 個人差もありますが、「成長スパート」が起こる時期は女子が11歳、男子が13歳頃。一定期間に、89㎝ほど身長が伸びるのが特徴です。 この時期に不規則な生活を送るなど、身長の伸びを抑えてしまうような原因があると十分に背が伸び切らず、将来的に本来の「伸びしろ」よりも低い身長になってしまうと考えられています。

 

 

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