経口補水液を飲むべきタイミング
日常生活で不足する水分を補うためなら、スポーツドリンクでも良いといわれています。しかし、すでに脱水症状が起きている場合には、経口補水液を選びましょう。 次のような脱水症状がみられた場合には、一般的な水ではなく、早めに「経口補水液」を飲ませて、不電解質を補うことが大切です。 ●下痢
●嘔吐
●立ちくらみ
●めまい
●しびれ など 子どもの場合は自分の症状をうまく伝えられないことも多いので、いつもと様子が違うと感じたら注意して見てあげてください。
そもそも経口補水液は、脱水症状の予防として飲むこともできますが、どちらかといえば「症状が起きてから飲むもの」です。 そのため飲むべきタイミングとしては、下痢や嘔吐などによって脱水症状が見られるときですが、他にも次のようなケースも適しています。 ●汗を大量にかいたとき
●水分摂取量が不足して、脱水症状を起こしているとき
経口補水液を飲んで「甘い」「おいしい」と感じるようであれば、電解質が不足している証拠。逆に「少ししょっぱい」と感じる場合は、正常状態だと言えます。 もし、子どもが経口補水液をおいしそうに飲んでいる場合は、脱水症状の可能性があると見ておきましょう。