新型コロナウィルスの世界的な流行による、さまざまな状況が原因となり、不安やストレスが互いに溜まって夫婦仲が悪化。その結果、最悪の場合は離婚に至ってしまう〝コロナ離婚〟という現象が、SNSなどで話題になっています。心理学的な観点から、回避のための方法をご説明します。

心理カウンセラーが考える「コロナ離婚」の背景

 

iStock/AndreyPopov

 

新型コロナウィルス問題による不況は、日々のニュースはもちろん、実感として感じていることでしょう。自分や家族が感染してしまったらどうしようという心配の他に、経済的な不安も尽きませんよね。 また「不要不急の外出の自粛」や「テレワークへの切り替え」で、普段よりも密に顔を合わせたり生活リズムが変わったり、夫婦でいる時間が長くなっているご家庭も多いことでしょう。 急なテレワーク体制や、普段の生活で存在する飲み会や外出の要請など「我慢」が加わると、そのストレスから夫婦関係が悪化する…それが「コロナ離婚」の原因ではないかと考えます。 「そういえばうちも最近喧嘩が増えたかも」「思い当たる節がある」と思った方は要注意! 「コロナ離婚」に至らないために、いま夫婦でできる心の対策をお伝えします。

 

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