自分のタイプを知って"時間" も"夫"も上手に使おう!

 

A 予定詰めこみタイプのママ

情報やまわりの人に左右されやすく、決断力に欠けていることも

まわりの空気を読み、気働きもできる。人がよくて、協調性もある。ただ、物事を合理的にわりきって考えるのが苦手。ときに決断力に欠け、迷うことも多い。情報やまわりの人の言うことに影響されやすい。家のことも仕事も、目の前のことから手をつけるため、結果、効率の悪い動き方をしてしまう。それゆえ、いつもあたふたと忙しい。

 

\オススメの時間の使い方は/

先の予定を書き出し優先順位をつけて行動を

思いついたことをすぐやろうとするのではなく、いったん立ち止まり、何をどのようにやるか、段取りを考えてから行動に移して。やりたいこと、やらなくてもいいこと、これはムダといったことを仕分け、先の予定をきちんと書き出して、やるべきことの優先順位づけを。過去1週間の行動を振り返り、眺めてみればどこにムダがあったかもわかるはず。そのムダをはぶけば、時間の余裕が必然的に生まれ、自分の時間や家族とのレジャーの計画なども立てやすい。

 

B 完璧主義タイプのママ

手ぬきなんて許せない!人にも厳しいぶん自分にはよけいに厳しい

何事もコツコツとやり遂げようとする。毎日の生活も規則正しく、を心がけ、自分にも人にも時間にも厳しい。そのわりには、手ぬきができない性格がわざわいし、ひとつひとつのことに時間がかかる傾向が。そのシワ寄せで、リラックスタイムや睡眠時間を削ることもあるが、自分が気合いで頑張ればリセットできると思いがち。

 

\オススメの時間の使い方は/

決めた時間に終わらなかったらいったんおいて、翌日に

 このタイプは時間だけでなく、気持ちにも余裕がもてなくなっているかも。何事もきちんとやれている人なので、これ以上頑張る必要はなし。仕事も家事も子育ても人づきあいも、すべてにおいて100点満点をめざすのではなく、80点取れれば合格点、という気持ちで。日々の生活では、手ぬきできるところはどんどん実践を。たとえ、時間になっても終わらないことがあれば、いったんそのままにして次の日にまわすなど、適当なところで手ばなすことも必要。

 

C 好きなこと優先タイプのママ

自分の意思がはっきりしていて、義務や責任感だけでは行動できない

自分のやりたいことがはっきりしている人。人生に充実感を求めている。あいた時間があると、やりたいことには積極的に時間を使うのに対し、たいして興味のないことや雑用になかなか使えない。だからか、いつも頭の片隅には、「あれもこれもやっておかなくちゃいけないのだけれど…」という思いがあり、モヤモヤと過ごしている。

 

\オススメの時間の使い方は/

パパとの協力関係を構築してアウトソーシングの活用も

 好きなことに費やす時間は失いたくないけれど、心の中では好きなことに興じているといううしろめたさがあり、家事も育児も夫との時間もとどこおりなくまわっていることが理想! と思っているタイプ。そこで必要になるのがパパとの協力関係。事前に役割分担を決めて、お互いの得意を生かしながらバランスをとって。やらなければならないことに対しては、掃除はお掃除ロボットやアウトソーシングに、買い物はネット通販にするなどしてわりきり、徹底的な効率化を図って回避を。

 

D マイペースタイプのママ

ゆったりと構えているが、本気を出せば想像以上の力を発揮

 めったなことではあわてず、ゆったりと構えている。時間に追われたくないという気持ちが強く、こまぎれに時間を使うのが苦手。「なんとかなるでしょ」という思いがあるので、すぐにやれることでもあとまわしにしてしまいがち。しかし、本来はやるべきことはきちんとこなせる人。本気を出せばいかんなく力を発揮し、物事が長続きする。

 

\オススメの時間の使い方は/

予定は何事も前倒しに! 空き時間を確保しよう

「今これをやっておけば、あとでゆったり過ごせる」ということをイメージして、めんどうくさいと感じることは先にやってしまう習慣を身につけて。予定はすべて前倒しでスケジュールを組むのが◎。あとまわしグセがついているので、「よーし、やるぞ」という決意が必要。言葉ではなく、立ち上がって簡単な体操や運動をしたりして、体に決意をしみこませて。体が動けば、何をするのもおっくうでなくなるかも。実はフットワークの軽い体力づくりが、テキパキした行動への近道になりそう。