低価格で新鮮! 店頭栽培が販売革命を起こす
スーパーで販売されている野菜についてネット上の声を調べてみると、「最近野菜が値上がりした」との声も。実際、農林水産省が公開した「食品価格動向調査(3月9日~3月11日)」では、前週と比べて8品目中7品目の野菜が値上がりしていました。またこれまでの推移に着目してみたところ、やはり“猛暑”や“台風”などで価格が上昇している様子。例えば2018年の夏は猛暑に加え、少雨の影響で野菜が値上がりしています。
自然が相手ということもあり、野菜の価格は天候などで変動しがち。そのため“地産地消”ならぬ、スーパーの“店産店消”の取り組みには、「店内で野菜を作るスーパーが増えれば、野菜の価格ももっと安定しそう!」「この先も店内で栽培するシステムの研究が進めば、野菜の値上がりを止めてくれるかも」といった期待が寄せられていました。
そのほか「野菜の配送が必要なくなったら、CO2の削減にもつながるのでは?」という声もあがっています。そうした期待感もあって今後、店内での野菜栽培がどこまで拡大していくのか注目です。
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文/長谷部ひとみ