仕事に支障が出る時に上司へ知らせる人は約半数以上
人によって普段の生活や仕事に支障をきたすことのある片頭痛。今年1月に日本イーライリリー株式会社は、「片頭痛に関する職場での患者さんと周囲の認識に関するインターネット意識調査」の結果を公開しています。
まず仕事に支障が出るほどの片頭痛が出た時に周囲へ知らせるか質問したところ、「上司に知らせる」と回答した人は58%にのぼりました。半数以上の人が知らせている一方で、“片頭痛が起きても周囲に知らせない”という声も。理由としては「伝えても片頭痛の辛さを理解してくれない」「自分で我慢できる」といった意見が上げられています。
他にも仕事に支障が出るほどの片頭痛が出た時に勤務を継続するかどうかを聞いてみると、92%の人たちが「我慢して勤務を継続している」と判明。“仕事を継続する”と答えた人たちからは、「自分の仕事が忙しい」「周りの人に迷惑をかけたくないから」という声が寄せられていました。
片頭痛で仕事を休むことに対して、多くの人が抵抗感を感じている様子。しかし片頭痛が起きた場合の「働き方を調整することに対する許容度」は高く、79%の人たちが「仕事を休むことを許容している」と回答しています。
見た目にはわかりにくい痛みを伴う“片頭痛”。無理をせずに自分に合った方法で、片頭痛と向き合ってみてはいかが?
文/内田裕子
参照/日本イーライリリー株式会社「片頭痛に関する職場での患者さんと周囲の認識に関するインターネット意識調査」https://news.lilly.co.jp/down2.php?attach_id=649&category=18&page=1&access_id=2003