失敗から「逃げる人」と「学ぶ人」の差は〝ラーニング・ゴール思考〟にあった

「失敗から学ぶ人」になる思考力

では「失敗から学ぶ人」になるためには、どうすればよいのでしょうか。

そもそも、失敗を恐れて行動できないという人もたくさんいることでしょう。そのため、失敗しない代わりに学びもない…心当たりはありませんか？ 学びがなくなると成長が止まってしまうので、人生も向上しなくなってしまいます。だからこそ、まずは「失敗してもいいのだ」と思うことから始めてみてはいかがでしょうか。

一般的に「成功

」の反対は「失敗」だと思われていますが、私は、果たして本当にそうかと疑っています。 成功とは「何かを実行した結果、得られるもの」…だとすると、その反対は「実行しないこと」ではないでしょうか。 つまり成功の反対とは、「何もしない」こと。この考えからすると「何か行動した結果、失敗した」のならば、それは一歩、成功に近づいていると思うのです。

かの有名なトーマス・エジソンも、次のような名言を残しています。 〝私は失敗した事がない。ただ、一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。〟 つまり目標達成に必要なのは、トライ&エラーを繰り返し、ゴール（目標）に近づいていくことなのです。

ここまで読むとなぜか、「むしろ失敗なんてないのかも」と思えてきませんか？ 失敗を成功の過程と捉えて学び、理想的な「ゴール」へ向かって行きましょう！

文：nana