厚着のし過ぎはかえって体を冷やすことに!?

飲みものやシャワーの浴び方も重要ですが、1日の中で1番冷え症が辛く感じるのは「就寝時」。今年1月に放送された『健康カプセル! ゲンキの時間』(TBS系)では、就寝時の注意点を説明していました。

 

番組によると、就寝時に汗をかくほど厚着をするのはNG。温度を上げる癖がついて、熱を放散しやすい身体になってしまいます。寒くて寝つけない場合は、電気毛布などで事前に布団を温めるだけにとどめると良いそう。また靴下を履いたまま寝る人も多いと思いますが、足首を締めつけない靴下であればOKです。足首の締めつけが強い靴下や、2枚重ねで靴下を履くのはやめましょう。

 

就寝時だけでなく、巷で“身体を温める食べもの”として有名なショウガについても注意が。実はショウガの辛み成分による温かさは一時的なもの。そのため、冷え症の根本的な改善にはなりません。唐辛子に含まれるカプサイシンも体温を上げてくれる一方、たくさん食べると汗をかきすぎて身体が冷えるため要注意です。

 

人によって冷え症の重さは様々ですが、辛い思いをしないためにも身体はできるだけ温かく保ちたいもの。ぜひ今回紹介した改善方法を取り入れて、今年の冬を笑顔で乗り越えてくださいね。

 

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文/長谷部ひとみ