最近は少しずつ暖かくなってきましたが、まだまだ「冷え症」にお悩みの方も多いのではないでしょうか? 実は東京都墨田区には、冷え症を研究する「全国冷え症研究所」という施設が。春本番を安心して迎えるためにも、研究所直伝の冷え症改善方法に迫ってみましょう。
冷え症の人にとってコーヒーと緑茶は大敵!?
今年2月に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(テレビ朝日系)では、冷え症に関する研究や治療をおこなう全国冷え症研究所を訪問。所長を務めている山口勝利先生が、体の温め方などについてレクチャーしてくれました。
常温でも手先や足先が冷たく感じる冷え症。そもそも、冷え症はどのようなメカニズムで発症するのでしょうか? 手や足の先が冷たくなる原因は、血行が悪くなること。特に女性は血行を促進する筋肉が少なく、冷えると温まりにくい脂肪が多い傾向があります。
そんな冷え症の改善方法として、同番組は最初に「自動販売機で買える飲みもの」を紹介。冷え症研究所のおすすめドリンクは「紅茶」で、山口先生は「発酵させているものは身体を温める作用がある」と説明していました。逆にコーヒーや緑茶は利尿作用があるため、ホットの場合でも体温が下がりやすいそう。また「食卓に並ぶ飲みもの」にも注目すると、紅茶と同様に発酵食品を使う「味噌汁」が冷え症改善に効果的です。