単純なのに難しい「プクプク危機一髪」

認知症を防ぐための方法は、以前にもテレビで紹介されたことが。今年1月に放送された『健康カプセル! ゲンキの時間』(TBS系)では、認知症予防に効果的な顔ヨガを特集していました。

 

顔ヨガのポイントは異なる2つの動きを同時に行う“デュアルタスク”。日常生活ではあまりしない動きをすると、脳の司令塔とも呼ばれる前頭葉が活性化します。また顔ヨガは脳を若返らせるだけでなく、肌にハリを与える効果もあるので女性にもピッタリ。早速、顔ヨガ「プクプク危機一髪」の方法を見ていきましょう。

 

まずは左右どちらかの頬を、フグのように膨らませます。両手を顔の横まであげて膨らませた側の手をパーに、反対側は握りこぶしで頬にタッチ。次に反対側の頬を膨らませ、同時に手も入れ替えます。何度か左右交互におこなった後は両頬を膨らませ、目をパッチリ開いてください。最後に息を大きく吐けば顔ヨガの完了。簡単に感じるのは最初だけで、交互に繰り返しているうちに難しくなっていきますよ。

 

「認知症なんてまだまだ先のこと」と思っていても油断は禁物です。常日頃から認知症予防を心がければ、安心して老後を迎えられるかもしれませんね。

 

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文/古山翔