1日6時間以上ネットを利用する子どもも!

子どものスクリーンタイム増加が懸念材料とされていますが、実際に子どもたちはどのくらいの時間を費やしているのでしょうか。ドリームエリア株式会社では昨年7月、「子どものインターネット環境」に関するアンケート調査を実施。まずは「お子さまにスマートフォンやパソコン、ゲーム機(インターネット接続可)など、インターネットに接続できる環境を与えていますか?」との質問を設けました。

 

結果は82%もの家庭で、子どもにインターネット接続可能な環境を与えていると判明。内訳を見ると「スマートフォン(48%)」「ゲーム機(40%)」となっていて、反対に「与えていない」という回答は18%にとどまっていました。いずれにせよ、多くの家庭で子どもたちがネット環境を手にしている状況がわかります。

 

気になるのは子どもが1日で利用するインターネットの時間。アンケートでは「1時間以内(46%)」「2~3時間(27%)」の順になっていて、次いで多かったのはなんと「6時間以上」の15%。単純に1日の4分の1をネット上で過ごしていることになります。保護者の中には「視力の低下、姿勢が悪くなる」「歯止めが利かない」と、ネット利用について危惧する声をあげる人も見られました。

 

ネット利用も知識を得る手段のひとつ。とは言え、子どもたちが伸び伸びと体を動かす時間も作ってあげられるといいですね。

 

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文/牧野聡子

参照/スポーツ庁「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」https://www.mext.go.jp/sports/content/20191225-spt_sseisaku02-000003330_2.pdf

ドリームエリア株式会社「『子どものインターネット環境』に関するアンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000025607.html