「やめなさい」とは言いにくい?

体力低下の主な背景として、調査ではさらに「スクリーンタイムの増加」があげられています。スクリーンタイムとは平日1日当たりのテレビ、スマートフォン、ゲーム機などによる映像視聴時間のこと。特に小・中学生の男子が長時間化しているようで、「スクリーンタイムが長時間になると、体力合計点が低下する傾向がみられる」と指摘されていました。

 

ネット上でもスクリーンタイムが増加することに対する不安の声が寄せられていて、「ゲームを買い与えたりスマホを持たせてから、外で遊ぶ機会は本当に減ったと思う」「子どもをふと見たら毎回スマホとにらめっこ。何か対策をした方がいいのかな…」といった反応が。

 

一方で「ネットから得られる知識もあるから無下に『やめなさい』とは言いにくい」「ゲームや動画視聴が悪いということではなく、適度な利用時間を設けることが大事だと思う」という意見もあり、スクリーンタイムをどれだけ許容するのかがポイントになっているようです。