出産したら対策はしなくて大丈夫

 

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妊婦が感染したトキソプラズマが胎盤を通して赤ちゃんに感染する確率は、妊娠週数が進むほど高くなるとされています。 一方、赤ちゃんに感染した場合、重症化しやすいのは妊娠初期。このため妊娠中は、初期から臨月の頃までしっかりと対策を行う必要があります。 しかし無事に出産を迎えた後は、特別な対策をする必要はありません。 万が一感染したとしても、人から人へ感染することはありませんので、赤ちゃんにうつす可能性もないと考えられます。

 

 

文:成田亜希子