子どもが極度の人見知りだと、親としてはどうしても心配になってしまうもの。ネット上では2歳の子どもを育てるお母さんから、「子どもの人見知りは何歳くらいで落ち着くの?」というお悩みが寄せられていました。

人見知りでギャン泣きするのは何歳まで?

書き込みによると相談者の子どもは赤ちゃんの頃からかなりの人見知りで、両親や義両親に会わせるだけでも泣き叫んでしまうほど。それが2歳になっても中々治らず、「せめてギャン泣きだけはどうにかしたい」と悩みを打ち明けています。

 

そこで彼女はネット上で、何歳くらいになったら人見知りが落ち着くのか質問。この呼びかけに世のお母さんからは、様々なアドバイスが寄せられていました。

 

例えば「自分の子どもも生まれつき人見知りだったけど、幼稚園に入って色んなお友達と接するようになったら落ち着いた」との体験談が。幼稚園や保育園は子どもが家庭から離れて目の当たりにする“最初の社会”などとも言われますが、知らない人たちと過ごすことで人見知りが改善されるケースもあるようです。

 

また「ギャン泣きの原因は人見知りというより、“イヤイヤ期”なだけなのかも」「自分の子どももイヤイヤ期を過ぎたら人前であまり泣かなくなった」といった声も。一般的に2歳前後の子どもが“イヤイヤ期”を迎えると言われており、人見知り以外にも様々な“ギャン泣き”の原因があります。

子供が人見知りで泣く原因は?

以前放送された『NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~』では、“人見知り泣き”の原因を解明。番組によると人見知り泣きは、赤ちゃんが他人に興味を示している兆候なのだそうです。

 

というのも子どもは生後しばらくの間、母親など身近な人しか認識できません。しかしある程度成長すると母親以外の人間と“目を合わせる”ようになるのですが、目を見ることで本能的に恐怖を感じて泣いてしまいます。

 

つまり人見知り泣きは小さい子ども特有の行動とのことですが、ネット上では「自分も昔よく人見知り泣きをしてたっぽいけど、大人になっても人見知りのまま」「30歳だけどいまだに人見知り…」といった意見も。人によっては幼少期の人見知りを引きずってしまうケースもあるようです。

 

とはいえ人見知りについては、「大きくなってからもギャン泣きするならともかく、普通の人見知りなら“個性”の1つだと思うし直す必要はないのでは?」「『警戒心が強い』とも言えるし、馴れ馴れしくするだけがコミュニケーションじゃない」と肯定的に見る人も少なくありません。

“人見知り”は感受性が高い証拠?

子どもの人見知りに関しては、以前『すくすく子育て』(NHK)で専門家が解説したことも。「筑波大学大学院」の教授・安梅勅江さんは、「人見知りをするのは感受性が強いことのあらわれ」「怖がっても、まわりのことに関心を向けているようであれば、周囲に興味をもっているということ。子ども自身が大丈夫だと思えるようになれば、自然に外に出ていくようになるはずです」と語っていました。

 

また「武庫川女子大学」の教授・倉石哲也さんも、「怖がりなのは情緒豊かで優しさをもっている証ですね」「不安感にどうやってなじんでいこうかと、子どもなりに一生懸命考えている時期です」とコメント。両教授とも人見知りを肯定的に捉えているようでした。

 

確かにギャン泣きされるのは困ってしまいますが、人見知りという“個性”自体は一概に否定できないもの。焦って矯正しようとするだけでなく、長い目で見守ってあげられると良いですね。

 

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文/古山翔