描き下ろしマンガ「3才にまなぶひとづきあいのその後」
インフルエンザのときの経験がきっかけとなり娘さんとの付き合い方を考えるようになり、生まれたのが「3才にまなぶひとづきあい」。マンガのその後、娘さんとさざなみさんはどうなったのでしょうか?
娘さんは幼稚園にも馴染め、時には問題もあるようですが、さざなみさん娘さんの気持ちを受け止め見守ることにしているそうです。人間関係でつまづくことも娘さん自身の貴重な経験であり、もし今後挫折することがあってもその経験から学んだことが娘さんを助けてくれるはずです。
さざなみさんも同じ園のママたちとの交流に努力を続けているそう。
「私自身は、最近できるだけ他のお母さんを苗字で呼ぶことにしています。○○くんのお母さんというよりもその人としっかり向き合っている感じがするからです。顔を見たら短くでも言葉を交わす相手が増えてきました。忙しい中で情報を集めたりお互いに気持ちよく過ごしたいと言う気持ちはみんな一緒ですね」と話してくれました。
我が子への優しい眼差しを通して、子どもの意思を尊重する大切さについて考えさせてくれるさざなみさんのマンガ。我が子をひとりの人間として尊重し、どう付き合っていくか、そのヒントがたくさん隠されています。
作/さざなみさん(@3MshXcteuuT241U) 取材・文/阿部祐子