■子宮頸がんワクチンの接種スケジュールは?

 

現在、日本で使用される子宮頸がんワクチンには2種類あります。 「サーバリックス®」は、1回目接種後、1か月と6か月の間隔をあけて2回目・3回目を接種。「ガーダシル®」は、1回目の摂取後、2か月と6か月の間隔をあけて2回目・3回目を接種します。 どちらのタイプのワクチンを使用するかは医療機関によって異なりますが、接種を行う医療機関のスケジュールに従って確実に3回の接種を完了してください。

 

なお、接種対象は小学校6年生から高校1年生までの女子。 最終学年にあたる高校1年生の方は、3回目の接種を年度末までに終える必要がありますので、スケジュールに注意しましょう。 また、対象年齢外は自己負担で任意に受けることは可能です。すでに性行為の経験があっても新たな感染を防ぐ効果がありますので、検討してください。

 

(※1)産婦人科学会「子宮頸がん」

 

 

文:成田亜希子