子どもの肥満につながる環境
文部科学省による平成30年の「学校保健統計調査」によれば、肥満傾向にある子ども
(男児の場合)は、5歳で2.58%、11歳で10.01%、女児の場合5歳で2.71%、11歳で8.79%(※2)。この割合は昭和52年の調査と比べると大幅に増加。しかし平成18年と比べると若干減少していますので、子どもの肥満対策をする家庭が増えている傾向と言えるでしょう。
子どもの肥満の原因としては、食生活の変化によるエネルギー摂取量の増加、生活や遊びの変化による日常の活動性低下・運動不足などが挙げられます。 当然ながら、消費カロリーよりも摂取カロリーがオーバーすれば肥満につながりますので、現在の子どもたちは肥満になりやすい環境にいるのです。