ご飯やパン、スイーツなどに含まれる「糖質」。ダイエットで摂りすぎないようにする人もいますが、最近では“糖質を控えすぎた食生活は体に良くない”という研究結果が。健康な状態で理想の体型を手に入れるため、一体どれくらいの量を摂るべきなのでしょうか?
極端な糖質制限はNG!?
11月20日に放送された『あさイチ』(NHK)では、「糖質の新常識」について特集。トップアスリートたちの食事を支えてきた管理栄養士・細野恵美さんが、糖質の「最適な量」を教えてくれました。
そもそも糖質とは、“人間のエネルギー源”となる大切な栄養素。摂取しないと体に負担をかけることになり、健康に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。
細野さんも「極端な糖質制限をすれば、自分の体調や精神状態にも影響が出てしまう」と指摘。例えばあまり運動をしない40代女性の場合、目安として1日220g以上の摂取が必要だといいます。摂取量は年齢や世代などによっても違うようで、それなりに運動をする20代女性だと245g以上。特に10代の子どもは他の世代よりも多く摂取する必要があり、400~500g以上になるとのことでした。
健康を保つために糖質の摂取は大切ですが、摂りすぎによる「肥満」は避けたいところ。そこで同番組では、しっかり食べても太りにくい“糖質の種類”を紹介していました。