親戚総勢30名の元旦恒例登山イベント(裕子さん/31歳/会社員)
私の両親は幼少期に離婚したため、親せきづき合いはほとんどありませんでした。いっぽう旦那は田舎育ちで、親せきも大勢。なので結婚したとき、親戚付き合いがちゃんとできるか心配でした。 でも実家に挨拶に行ったとき、お姑さんが「親せき同士のつき合いなんて最低限でいいから」と言ってくれたので、一気に気持ちが晴れたんです。「年に1~2回会う程度かな」と思っていたのですが…現実はあまりにも過酷でした。 まず、親せきとの食事会が月1回。さらに、年2回の地元の祭りとその準備。初詣に至っては、総勢30名の親戚で一緒に行くんです。そして何より驚いたのが、毎年欠かさず親戚全員で行う「元旦の登山」です。 朝4時に実家近くの空き地に集合。約2時間かけて近所の山に登ってご来光を拝むという、一大イベントなんです。(これはもう最低限ではなく、むしろ濃厚すぎるおつき合いでは…?)。山の頂上の極寒地獄で、震えながらそう思いました。