〝最低限の親せきづきあい〟と聞いて、あなたはどの程度を思い浮かべますか? 100人に聞けば100通りの答えがあると思いますが、嫁姑の間で程度が「まったくかけ離れているケース」は大問題。〝最低限の親戚づきあい〟の悲劇をお聞きください!
冠婚葬祭程度じゃないの?(美穂さん/29歳/事務員)
「親せきづき合いは最低限でいいからね」…姑の言葉を、鵜呑みにした自分がバカでした。私にとっての「最低限」とは、冠婚葬祭程度のこと。しかし実際には、ぜんぜん違ったものでした。 結婚後、姑からの初めての連絡は7月中頃。当然のように「お盆はいつ帰ってくるの?」という言葉でした。お盆休みは夫婦水入らずで旅行にでも行こうと思っていた私にとっては衝撃的。 さらに年末が近づくと「年末年始は家で年越しそばと餅つきをやるから。何日に来るの?」と。そして私が妊娠すると「戌の日の安産祈願はうちがいつもお世話になっている神社でいいかしら?」…こんなにガンガン首を突っ込まれるとは。 「これが姑の最低限なの?」と心の中で呟きながら、いつも「はい…」と力なく答えることしかできません。