子どもの睡眠時無呼吸症候群は、ほとんどの場合、親が「いびき」に気づくことで検査・診断に至ります。
睡眠中にみられる症状…いびき、寝汗、努力性呼吸(胸が呼吸のたびに陥没する)など
睡眠中以外の症状…昼寝がち、頭痛、成長障害、学習障害など
慢性的に酸素不足になっているため精神遅滞や、睡眠中に成長ホルモンがでないことにより低身長を引き起こすこともあります。 また、いつもイライラしていたり、癇癪持ちだったりするケースも。最近では、注意欠陥多動性障害(ADHA)の原因のひとつとも言われています。 さらに症状が続くと、鳩胸や漏斗胸(ろうときょう)とよばれる胸郭の変形を引き起こすこともあるほか、高血圧や左室肥大など重大な病気の原因にもなります。