資格より実務経験が優先されるケースもある

資格といっても、その種類はさまざま。 非常に高度な専門知識や経験が求められる国家資格から、自宅学習で取得できる民間資格まで、日本にはさまざまな資格が存在します。

 

募集要項に「〇〇資格取得者大歓迎」と書かれている場合、履歴書や面接でその資格を取得していることを伝えれば強い興味を持ってもらえるでしょう。しかし、ときには資格をアピールしてもいまいち面接官に響かないことも。

 

転職や就職で生かしたい!と思って取得した資格にも関わらず、あまり反応してもらえなかったらガッカリしてしまいますよね。 資格をアピールしたのに考えられるのは次の3つのケースです。

 

①とにかくすぐに仕事を任せられる人材を探してる

たとえ資格を持っていたとしても、未経験者であれば一から全て教えなければいけません。

 

じっくり人を育てていきたいと思って採用をしている企業もありますが、即戦力となる人材を探している企業もあります。特に後者の場合、資格を持っていなくても、ある程度実務経験がある方がすぐに仕事を任せられると判断される可能性が。

 

②その資格を持っている人が他にもたくさんいる

例えば英検などの英語の資格は、学生時代に取得したという人も珍しくありません。また業界特有の資格などは、その業界の人は実は当たり前に取得しているというような可能性も。 その場合、資格取得をアピールしても予想より響かないかもしれません。

 

②応募先の業務と全く関係のない資格だった

応募先の業務内容とあまりにかけ離れている資格の場合、世間話の一環で興味を持ってもらえるかもしれません。しかし、採用に有利に働くかというと、それはまた別の問題です。

 

資格取得自体は悪いことではなく、専門的な知識を深められたり、さまざまな経験を積むことができるなど、必ず自分にとってプラスになるはずです。 しかし、採用する企業側の状況によっては、資格よりも実務経験の方が喜ばれるということもあります。

 

 

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