女性が妊活にかけるモチベーションは、本当に大きいもの。自分自身の体にありったけの注意を払い、知識や情報を収集して、大きなエネルギーを注ぐことと思います。 そうやって待っていた排卵日に、夫から「今日は無理」と言われてしまうと、たとえ仕事や体力的な事情はあったとしても、ショックなのは理解できます。そこで後ろ向きな気持ちになってしまう方へ、心理カウンセラーからのメッセージです。

 

モチベーションの差が悲しいときは…


 

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女性が妊活をはじめるときには、生理周期や体温など、自分の身体にかなりの意識を集中させます。 排卵日や胎内環境についても勉強し、「妊娠」することの先には「出産」や「育児」も、うっすら見えているのではないでしょうか。

 

一方で男性である夫とは、どうしてもモチベーションの差があり、ガッカリすることも多いもの。 男性にとって妊娠や出産は、自分の身体のことではありませんので、頭ではわかっていてもどうしても「実感」が持てないのは仕方ないことです。

 

もし、あなたの悲しみのなかに「夫が前向きでない」「協力したくないと思っている」という考えが浮かんでいるなら、一度その考えにはストップをかけてください。 夫が同じくらいのモチベーションが持てないのは「わからない」からであって、「妊娠を望んでいない」わけではないと思うのです。 事実以外のことをつけ足して悩んでると、あなたが余計に傷ついてしまいます。夫の態度に「わからない」以上のものはないと思ってほしいのです。