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<腸管出血性大腸菌感染症・カンピロバクター感染症>
胃腸炎の一種ではありますが、腸管出血性大腸菌カンピロバクターなどが原因となるものは、死に至ることも少なくありません。

症状は発熱、下痢、嘔吐など他の胃腸炎と同じものが多いですが、症状が強く、血便などがある時は注意が必要です。

 

<ヘルニア嵌頓(かんとん)
男の子に多い鼠径ヘルニアは、赤ちゃんの頃に手術をすることも多いですが、自然に良くなるのを待つ治療方針では注意が必要です。
飛び出した腸が戻らなくなるヘルニア嵌頓が起こると、激しい腹痛や吐き気が生じるだけでなく、血行が悪くなって腸が壊死することも少なくありません。
下腹部にポッコリしたしこりを触れるときはヘルニア嵌頓のサインです。