夫の側の気持ちを想像する


iStock.com/itakayuki

「自分が夫だったら、どうして欲しいだろう…」ということに思いを馳せるのも良い方法です。気をつけて欲しいのが、多くの女性が「男性は性欲が強いもの」というところから考えをスタートさせてしまうことです。 実は男性の「性欲」は、女性が思っているほど強くありません。若いころならともかく、年齢を重ねてくると男女差はあまりないというデータもあるくらい。プレッシャーやストレスでセックスが出来なくなってしまうくらい、繊細でデリケートなのです。 そのため、あからさまに「誘っています!」というアプローチは逆効果になることも。大切なのは「男性は」ではなく「夫は」という視点です。夫のことは妻が一番よく知っているはず。 これまで上手くいった方法や、好みなどを思い出してみてください。きっとそのなかに答えがあるはずです。可能であれば、本人に聞いてみるのがベスト。 なかには「何回か誘って断られたから…」と傷ついている夫もいます。その場合は素直に謝って、こちらからお誘いしてみても良いと思います。ふたりで解決するのが一番の近道です。 いろんな方の相談をお聞きしてきた経験からすると「1年」の距離は十分取り戻すことができます。ただし、早急に結果を求めすぎるのは禁物。 「もう一度、出会いからドキドキをやり直す」くらいの気持ちで、気長に余裕を持って取り組むといいのではないでしょうか。

文:矢島 みさえ