■私の健康が家族の生命線(真紀さん/35/販売)

iStock.com/Yagi-Studio

営業会社に勤めるかたわら、副業でライターを始めた旦那。いつしかライター業で月に十数万円程稼ぐようになり、本職とあわせて収入面ではうるおっていました。しかしある日、突然会社を辞めて帰ってきたんです。 「俺はこれからフリーのライターとして生きていく」これが彼の言葉でした。確かにライター収入は増えてはいましたが、まだまだプロと呼ばれるには及びません。それなのに、私になんの相談もすることなく、勝手に退職した旦那に腹立たしさを覚えました。 しかし、いまさら考えてもしかたない。数日間落ち込んだ末、妻として腹をくくりました。しかしその矢先、事件は起こりました。ライター収入の5割ほどを占めていた会社から、突然の打ち切りを宣告されたんです。 もともと少ない収入がさらに半分って…頭が真っ白でした。それからは試練の連続です。そして私は、体調管理に人一倍気をつけるようになりました。だって私が倒れることは、家計の崩壊に直結しますから。こんな自由な旦那ですが、私が支えていくしかありません。