子どもの好き嫌いに頭を抱えるお母さんは多いはず。そんな悩みを解決してくれる、画期的なアイデアがネット上で話題になりました。一体どのような方法なのか、早速見ていきましょう。

言い換えるだけで子どもの嫌いな食べ物を克服!?


3歳児の育児に奮闘中のお母さんは、「とり肉が嫌い」という子どもに悩んでいました。しかし「わかった、食べなくてもいいよ。その代わりお口にいれて、もぐもぐしてごっくんしてね」と言ってみたところ、子どもは素直に食べたそうです。

 

この経験談にネット上では、「擬音語にするだけで食べるなんて不思議。食べることと『もぐもぐごっくん』って同じなのにね!」「好き嫌いを克服させるために色々試してましたが、ちょっと言い換えるだけで解決できるとは… うちでも試してみます」「子どもの好き嫌いに悩むお母さんって多いから、この方法をどんどん広めていきたい」といった反響が続出。

 

さらに「ピーマンが嫌いな娘。ピーマンを“みどりちゃん”と呼んだら、何故か大好物になった」「嫌いな食べものは『はいあーん』って言うとすんなり食べちゃう」「『美味しくなかったらペッてしていいよ』と言うだけで大抵のものは平らげる」「れんこん嫌いの息子に『穴だけ残して食べなさい』と諭したら残さず食べました」といった同様のエピソードも。発想の転換や言い換えによって、子どもの苦手を克服する人は意外と多く見られました。

ピクニック気分を演出で子どもがご飯を完食という声も


言い換えや発想の転換は、“食べものの好き嫌い”以外にも有効な手かもしれません。「ご飯いらないっていう子ども。部屋の中にレジャーシートを広げてみると、ピクニック気分で完食した」「もう歩けないと駄々をこねる息子に、『じゃあ走ってみて』って言ったら走り出す。疲れてたはずなのに…」「ずっと子どもの寝つきが悪くて困ってたけど、ある日旦那が“早く寝る競争”を提案。騒いでた子どもが一瞬で静まった」などの経験談が寄せられました。

 

子どもだけでなく大人にも通用するようで、ネット上では「後輩に『大丈夫?』と聞いたら、心配なことがあってもとりあえず『大丈夫』だと答えてしまう。『ダメな感じ?』って聞いたほうがいいのかも」「『これ見ない人は人生の半分損してる』って作品を勧める人っているよね。『これ見たら人生2倍得する』と勧めたほうが、ノッてくれるのに」「失敗したときはエジソンみたいに『失敗じゃなくて、うまくいかない方法を発見した』と思うようにしてる」といった声が上がっています。

子どもが嫌いな食材1位はピーマン!


実際のところ、世の中のお母さんはどのように苦手を克服させたのでしょうか? WEBサイトなどを制作する株式会社インプレスホールディングスは、以前「子どもの好き嫌いに苦労した食材」について調査を実施。結果をランキング形式で発表しました。

 

1位 ピーマン


2位 にんじん


3位 レバー


4位 シイタケ


5位 トマト

 

そのほか「グリーンピース」「納豆」「きゅうり」「青魚」などもランクイン。特に野菜嫌いの子どもが多いようですね。

 

同調査ではトップ3の食材を克服させた方法も紹介。「ピーマンを小さく切ってかき揚げにしました。苦味も抜けて食べやすいみたいです」「カレーにすりおろしたにんじんを入れると、気づかず食べてくれる」「レバーは牛乳につけてから焼いたり、濃い目の味つけにすると食べるようになった」といった解決策があげられています。

 

調理方法や言い換えなど苦労は絶えませんが、子どもが好き嫌いなく食べられるよう工夫したいものですね。

 

関連記事:

食べ物の好き嫌いは成長すれば治ると期待する親に残念な報告

西村知美さんの娘が作った「発想の転換が素晴らしいピーマンの肉詰め」

 

文/内田裕子