■ブラック企業への対処方法
ブラック企業への対処の方法にはいくつか方法があります。企業を改善する、企業と戦う、退職といったところになります。 ブラック企業で働いている人は一人ではありませんので、みんなで力を合わせれば企業を改善するということも不可能ではありません。 通常の企業では労働組合があるので相談できるのですが、ブラック企業は労働組合がきちんと機能していないケースがほとんどです。 従業員一人が企業に対して改善を求めても相手にされず、パワハラ等の対象となってしまうこともありますが、みんなで結束すれば、企業も認めざるを得なくなる場合もあります。 労働基準監督署等の外部の力を借りるというのも有効な方法なので、いざというときは考えておくとよいかもしれません。 また、賃金の未払いや過重労働による身体への実害などの場合、支払いや補償を求めて戦うということもできます。 この場合、弁護士を立てて法的に戦うということになります。 退職する場合にも、いろいろと考えておく必要があります。企業が引き止める場合もりますが、その場合に脅迫まがいのことをしてくることもあります。 これは明らかな違法行為なので、弁護人を立てて戦うのがよいかもしれません。 さらに退職後には、未払いの残業代やパワハラや過重労働による体調不良などの慰謝料を請求することも可能になります。 また、有給休暇は退職時に申請して消化しておく方がよいでしょう。その期間を就職のための時間として有効に活用できます。