■嫁に働かせるなんてみっともない(竜馬さん/29/会社員)

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妻にプロポーズしたとき、恥ずかしながら自分の収入だけでは生活できないのはわかっていました。そこで妻に共働きをお願いすると、彼女は「もちろんだよ! 一緒に頑張ろう!」と快諾してくれたんです。 いまの時代、二馬力は珍しいことではありません。妻の言葉に感謝しながらも、一緒に家庭を支える喜びをかみしめながら生活していました。しかし、そんな幸せな時間に水を差したのは他でもない、私の父でした。 古い考えを持つ父は私にこう言いました。「おまえには、嫁と子どもを養う甲斐性もないのか。嫁の仕事は家庭を守ることだ。その嫁に外で働かせるなんていうみっともない真似をするな、この恥さらしが!」。 とても親の言葉とは思えませんでした。夫婦で決めたことに、第三者が勝手な言い分で自分の意見を押しつけようとするなんて、それこそ恥ずかしい行為です。父の気持ちはわからなくもないですが、従うことはできません。