初夏を彩るラベンダーですが、有名なのは北海道の富良野ですよね。以前国鉄のポスターにそのラベンダー畑の写真が使用され、海外での人気も高まり、国外からも写真撮影のために多くの観光客が訪れています。自宅の庭で栽培されている方も多いのではないでしょうか。 そのラベンダーは美しさだけでなく、ハーブとしての効能もよく知られています。鑑賞以外にもさまざまな利用法があるので、有効活用してみてはいかがでしょうか。
■ラベンダーの特徴
ラベンダーは世界のいろいろな場所で栽培されている有名な植物であり、ハーブでもあります。初夏になると美しい花をつけ、観賞用として親しまれていますよね。灰色や青色が混じったような淡い紫色が特徴的で、ラベンダー色といった色があるほどです。 似ている色としてはライラックが同系色ですが、ラベンダーの方が若干色が濃い感じです。 ハーブとしてのラベンダーは、その香りに精神を安定させリラックスさせる効果があります。花はもちろんですが、葉にも香りがあるので、花をつけていなくても茎や葉も特有の香りを持っているのでハーブとして利用することができます。 花と葉は、食用にもされ風味付けにも使用されていますし、調味料としても使用されています。そのため、観賞用、食用、芳香用とさまざまな用途に使用できる植物です。 日本では、1940年代に北海道で栽培が開始され、富良野地方のシンボルにもなっています。以前は多くのラベンダー畑があったのですが、現在はかなり少なくなってきています。