部下の仕事力は「コミュニケーション」で成長する!?
実際のところ、上司たちは“部下の責任感”をどれくらい重視しているのでしょうか? 人材サービスを展開するアデコ株式会社は、以前「部下の評価やマネジメント」に関する調査を行っていました。
まずはじめに「部下を評価する際に、成果以外で重視することは何ですか?」と質問したところ、1位は76.0%もの人があげた「責任感」でした。次いで2位は「積極性」の67.4%、3位には「協調性」が57.8%の割合でランクイン。そのほか「ポテンシャル、将来性」「発想力や、新しい案件をつくる能力」といった回答もあげられています。
続いて“部下のパフォーマンスを高めるために心掛けていること”についてアンケート調査を敢行。最も多かった回答は「日々のコミュニケーション(50.9%)」です。普段から部下と接することで、仕事の能力を引き上げる上司は多いようですね。また「部下の能力に応じた適切な業務分担(46.2%)」「部下の業務内容を正確に把握する(45.4%)」など、業務内容に注目する人も多い結果に。今は責任感が芽生えていない部下でも、成長すれば重要な戦力になるかもしれませんよ。
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文/河井奈津