109-1

社会人として仕事をする上で、避けたくても避けられないのがミスですよね。ミスゼロが理想ではありますが……現実的には難しいもの。ミスとどう付き合っていくのかも、社会人としての課題なのでしょう。 よくミスをする方の中には、同じミスを何度も繰り返してしまう!なんてケースも少なくありません。このような特徴に当てはまってしまったときには、どのような対処法で乗り切っていけば良いのでしょうか。 同じミスを繰り返さないための方法を紹介します。

■ミスは仕方がない! でも繰り返すミスは評価ダウンのもと

人間はミスをする生き物であり、社会人として仕事をしていく上でも、避けることはできません。会社や同僚の中で、お互いのミスを自然にフォローする仕組みが整っている!というケースも多いのではないでしょうか。 人間はミスをすることにより、学んでいきます。ミスが学びにつながっている場合には、周囲もある程度、温かく見守ってくれることでしょう。 しかし中には、同じミスを何度でも繰り返してしまう人もいます。このケースでは、ミスを次の経験に活かすことができていません。「ミスから何も学ばない人」として、評価が下がってしまう可能性も高いです。 ミスをするのはある程度仕方がなくても、同じミスを繰り返すのは、あまりオススメできません。もしも「自分にそういう傾向がある」とわかっているのであれば、しっかりと対策をとって、同じミスをしない環境を整えていきましょう。

■対策1「ミスの本質を見極めよう」

ミスを繰り返してしまう人と一度だけで終わらせる人の違いは、「ミスをした」という経験から、どのようなことを学ぶのか、という点にあります。 一度だけで終わらせる人は、ミスをした原因に目を向け、その本質を見極めた上で学んでいきます。ミスをしたことによって生まれた影響や、これから先どうすればミスをなくせるのかを真剣に考え、成長していきます。 一方で、同じミスを繰り返してしまう人は、ミスの重要性や意味について、見逃しがちな傾向があります。ミスを指摘されたときに、「だって……」なんて言い訳する方は要注意です。誰かのせいにして、自分自身の責任を見つめることができなければ、何度も同じことを繰り返してしまいます。 ・なぜミスが発生したのか


・このミスが先々にどのような影響を与えるのか


・ミスをした後に、自分がどう行動するべきなのか これらの点を、冷静に見つめ直してみてください。ミスの本質がわかれば、それを避けるための方法も見えてくるはずです。