「待望の第2子の妊娠がわかった2か月後に、子宮頸がんと診断されたんです」。7歳の息子を育てる金指 歩さん(40)は、当時の心境を「天国から地獄」と振り返ります。がん告知と同時に「妊娠を継続するか、中断して治療を優先するか」という命の選択を迫られた金指さん。「幼い長男を残して死ねない」と、心が追いつかないまま中絶と子宮全摘を決断した母の、今も胸に残り続ける「消えない葛藤」に迫ります。