「障害児がいるのにまだ産むの?」批判の声も
── ブログの反応はいかがですか?
紺野さん:応援してくれる声に励まされたし、同じように子どもに障害があるお母さんと仲よくなることもありました。
でも、ネガティブな意見もゼロではなくて「3人障害児を産むなんて」「1人障害児がいるのになんでまた産むの?」と批判も多く届きました。
実際、大変は大変でしたが、ふさぎ込んでも状況が変わるわけではありません。それなら子どもたちと精一杯楽しんで生きようと、徐々に切り替えるようになりました。3人といろいろなところに遊びに行ったし、ドライブや買い物、遊園地や旅行…普段の育児も楽しんでやっていました。もちろん義理の母が支援してくれたことは大きいですが、夫に子どもたちを任せて、1人で外出することもありました。長男が亡くなった後に夫の不貞行為で離婚することになって、そのときは大変でしたが、子どもの病気が原因でずっとツラかったわけではないんです。
── お子さんに障害がある場合も、親の受け止め方はそれぞれですし。
紺野さん:家に引きこもってしまうお母さんもいますが、私はできるだけ子どもたちを外に連れ出していきました。たしかに、ドライブに行けば車を停車してお店に入るたびに子どもたちをバギーに乗せる作業はあります。でも、そんなことよりも、子どもたちの笑顔に救われたし、自分が子どもたちにできることはすべてやろうと思っていました。障害があってもなくても、わが子はわが子。「とにかくかわいい」という想いが強かったです。
私は子どもに目一杯愛情を注いできましたし、子どもたちからもたくさんの愛情を受け取ってきました。子どもたちが少しでも共に過ごした時間が楽しかったと思ってくれていたら、と今は思っています。
取材・文:松永怜 写真:紺野昌代