「骨折しても血は出すな」を乗り越えた戦友
たけし軍団の付き合いは40年以上にも及びますが、これまで一度も仲たがいをしたことがないそう。なぜこんなに関係を深めることができたのでしょうか。
「みな、戦友なんですよ。僕らは何度もテレビ番組の企画で爆破されたし、海にも沈められました。収録中は、骨は折っても血は出すな。途中から包帯するハメになったら編集が大変だ、と怒られるんです。殿(ビートたけしさん)自身も、うちはファミリーじゃない、アーミー(軍隊)だ、と言うほどでした。文字通り軍隊だから、たけし軍団。こうした過酷な経験をしてきたからこそ、今も強い結びつきがあるんだと思います」
そうした日々を乗り越えたおかげで、心身ともに鍛えられたグレート義太夫さん。糖尿病と診断されたときも、あまりに数値が悪く、医師からは「通常であれば昏睡状態になっているはず。どうしてふつうに動けるんですか?」と、驚かれたそうです。

「人工透析は針を指すので、ふつうなら痛みを和らげる麻酔テープをするのですが、僕は一度も使ったことがなくて。看護師さんからは『痛いんだったら、素直にテープを貼ればいいのに…』と言われました。でも、やせ我慢と言われようが、これがたけし軍団として乗り越えてきたプライドなんです(笑)」