「お母さん、搬送できません」。心臓発作で倒れた永島祥子さんに、救急隊員が告げた非情な言葉。重度障がいの息子を預ける先がなければ、親は死にかけていても病院へ行けない。一歩間違えれば命を落としていた状況のなかで、周囲とつながりを持つ重要性と、親の健康という「家族のインフラ」を守るために必要な、社会の連帯を問い直します。