「この役、私も演じてみたかった」──。テレビに映る同世代の活躍を妬み、落ち込んだ日もありました。それでも瀬戸朝香さんは、キャリアの絶頂期に「7年間の休業」をみずから選びます。「役の代わりはいても、母親の代わりはいない」。その言葉は、決して自己犠牲ではなく、中途半端を嫌う彼女が悩み抜いて出した答えでした。