自分が母になり、かつての母の気持ちが痛いほどよくわかる──。2児の母である瀬戸朝香さんも、そんな思いを抱くひとりです。15歳で単身上京し、「帰りたい」と毎日泣いて電話をかけていたあの日。母が一度も涙を見せず、明るく包み込んでくれた「やさしさ」の裏側にあった覚悟を、今なら深く理解できるといいます。現在、ふたりの子どもをイギリスへ送り出し、かつての母と同じ立場になった瀬戸さん。画面越しに泣く娘をあえて突き放し、信じて待つ。世間からの心ない声さえも「学び」に変えて突き進む、母から受け継いだ「強さの正体」に迫ります。