事務所の独立。40代で再び模索する「自分のスタイル」
── 4年前には、30年間所属した事務所を離れて独立されました。マネジメントを事務所に委ねるほうがスムーズな面もあると思いますが、なぜご自身で起業を?
瀬戸さん:自分の力がどこまで通用するのか、試してみたかったんです。事務所には感謝しかありませんが、社長とも2年ほど話しあって「自分のスタイルでやってみたい」という思いを伝え続け、最後は応援していただきました。一歩踏み出したのが4年前です。

── ゼロからのスタート、当初の手ごたえはいかがでしたか?
瀬戸さん:最初の2年ほどは、お仕事もポツポツ。それはもう、不安でしたね。ただ、当時は下の娘もまだ小学生でしたし、復帰へのためらいもどこかにありました。
変化があったのは、娘がイギリスへ留学することになったときです。それをきっかけに「自分でできることはなんでもやろう」と、仕事に真剣に取り組むようになりました。すると、昔お世話になった方からのお声がけをいただき、映画やドラマ、バラエティーのお仕事が入り始めて。まるで波が来たように一気につながったので驚きました。今までのご縁には本当に感謝しています。