「1枚20円のおむつをケチる自分が、どうしても許せなかった」。15年前の3月11日。紙おむつが消えた街で、ひとりの母親の「家事オタク」としての本能が目覚めました。(株)Heulie(ユーリエ)代表・平島利恵さん。震災による物資不足をきっかけに、布おむつが持つ合理性に気づき、生後間もない乳児を抱えて単身韓国の工場へ乗り込む──。周囲を驚かせた凄まじい突破力は、いかにして生まれたのか。1日2時間の労働で月商300万を叩き出した逆算の戦略と、4児の母となった今、彼女が「頑張りすぎる自分」を捨てて手に入れた、家族との心地よい距離感について訊きました。