北海道を代表する工芸品「木彫り熊」。今、作家の高齢化により伝統の技術をどう残していくのか、厳しい現実に直面しています。そんな危機を抱えたある作家と結びついたのは3Dスキャンという最新技術でした。丹精込めた作品を、子どもがワンコインに近い感覚で手に取れる形に変える── 。この一見、伝統を軽んじているようにも見える挑戦の裏には、70代の作家の「子どもたちに木彫りの熊を手にとってほしい」という切実な願いがあったそうです。企画・開発を担当した株式会社エムブイピークリエイティブジャパン代表取締役の大海恵聖さんにお話を伺いました。